【19-20プレミアリーグ第3節】リヴァプールvsアーセナルの試合内容と感想

第2節終了時でポゼッション率1位のアーセナルでしたが、この試合はポゼッションを捨て引いて守りカウンターを狙う作戦。
中央をガッチリ固めて守るためリヴァプールは両サイドバックからのクロスが攻めの中心となる。試合はほぼアーセナル陣内で進むも、リヴァプールはアーセナルの守備陣を崩せず逆にカウンターでアーセナルのほうが得点チャンスが多い展開。
このまま前半を終えればアーセナルの狙い通りとなったと思うが、40分、アレクサンダー＝アーノルドが蹴ったCKをマティプが頭で合わせてリヴァプールが先制！
アーセナルにとっては痛すぎるセットプレーでの失点し、1-0で前半終了となった。

後半開始早々の47分、アレクサンダー＝アーノルドからのパスをフィルミーノがダイレクトで流しサラーが抜け出すも、ダビド･ルイスがサラーのユニを引っ張りファウルの判定！このPKをサラーが決めて2-0！
2点差となっても展開は変わらず攻めるリヴァプールに守ってカウンターのアーセナル。
58分にはファビーニョの縦パスを受けたサラーがダビド･ルイスを交わし独走！そのままゴールを決めて3-0と大量リード！
あとが無いアーセナルはセバージョスに代えてルーカス･トレイラ、残り10分でウィロックに代えてラカゼット、ゲンドゥジに代えてムヒタリアンを投入し攻撃的布陣へシフト。そして84分、クリアボールを拾ったジャカが縦パスを入れ、エリア内で受けたオーバメヤンから中央のルーカス･トレイラへと繋ぎゴール！
しかし反撃はここまでで、3-1でリヴァプールが開幕3連勝となった！

リヴァプール　３－１　アーセナル
40分　マティプ(リヴァプール)
47分　サラー(リヴァプール)
58分　サラー(リヴァプール)
84分　ルーカス･トレイラ(アーセナル)

終盤のオーバメヤン、ペペ、ラカゼットの3トップはとても良かったです。もしアーセナルが守備を固めてカウンターではなく、最初から普段通りの攻撃サッカーを展開していたら違った結果になっていたかもしれません。
でもそれは結果論で、仮に攻撃的に戦って負けたらなぜリヴァプールを相手に打ち合いをしたのかと批判されただろうし、改めてどういった戦術を選ぶか本当に難しいですね・・・。
サッカーは戦うのは選手ですけど、どう戦わせるのか監督の手腕が大きく影響するスポーツであると改めて思いました。

【MOM】
ファビーニョ(リヴァプール/ブラジル/25歳)
→適格なポジショニングでセカンドボールを拾い、精度の高いパスで何度もチャンスを作っていた。特にサラーの2点目のアシストとなった縦パスは素晴らしいの一言。
【若手選手】
マテオ・ゲンドゥジ(アーセナル/フランス/20歳)
→ハードワークと展開力で攻守に大きく貢献。