【19-20プレミアリーグ第13節】クリスタルパレスvsリヴァプールの試合内容と感想

リヴァプールは足首の状態が万全ではないサラーをベンチに置きチェンバレンが先発。
試合は代表戦の疲れもあってか前節のシティ戦より体が重く動けていない印象。
クリスタルパレスは無理に前から奪いにいかず全体的に引いて守り、カウンターで右サイドのタウンゼントから逆サイドのザハで仕留める狙い。これで何度かチャンスを作り、41分にはセットプレーからトムキンスが頭で合わせ先制ゴール！・・・かと思われたが、VARによりエリア内でアイェウがロヴレンを倒したとしてファールでノーゴールの判定。
リヴァプールはVARに救われた形となり、前半は0-0で終了。

後半はインテンシティを高め前半とは入りが違うリヴァプール。
47分にカウンターからマネが狙うも枠外へ。しかしグアイタが蹴ったゴールキックを奪うとフィルミーノが前へ運び、ロバートソン→マネと繋ぎ、マネは今度はしっかりと決めてリヴァプールが先制！
その後もリヴァプールが押し込み追加点を狙うも、グアイタの好セーブもありスコアは動かず。
すると81分、途中出場のベンテケが左サイドから仕掛け中にボールを入れ、中央のタウンゼントから右のザハへ流し、エリア内で受けたザハがシュートを決めクリスタルパレスが同点に追いつく！
しかし84分、CKからゴール前が混戦となり最後はフィルミーノが押し込んでリヴァプールが2点目を決める！
試合を諦めないホームのクリスタルパレスは最後まで攻めるも、ゴールは奪えず1-2でリヴァプールの勝利となった！

クリスタルパレス　１－２　リヴァプール
47分　マネ(リヴァプール)
81分　ザハ(クリスタルパレス)
84分　フィルミーノ(リヴァプール)

終盤に追い付かれ勝点を落とす可能性もあったが、セットプレーから決勝ゴールを奪いまとも勝負強さを見せた！
これでリーグ戦13試合で12勝1分とほぼパーフェクトな成績ですが、決して楽な展開ではなく苦しみながらも勝利を重ねています。
その要因として、私個人としてはフィールドの10人全員が得点できることが大きいと感じています。
攻撃のポジションの選手はもちろん、アンカーのファビーニョにはミドルがあり、RBのアレクサンダー＝アーノルドはFKがありLBのロバートソンは積極的なオーバーラップからクロスに合わせる得点もあり、ファンダイクとパートナーのマティプとロヴレンもセットプレーから得点をあげています。
セットプレーを含めどんな展開からでも得点できるし、相手からすればここを抑えればというポイントがなく脅威そのものです。
主力に怪我がなければ、悲願のプレミア初制覇はかなり可能性が高いと思います。

【MOM】
フィルミーノ(リヴァプール/ブラジル/28歳)
→絶妙なポジショニングでボールを受けチャンスを作る前線の核。この日は決勝ゴールもマーク。
【若手選手】
該当なし